クリエイターの賃金低下が嘆かれているようなので、「絵が上手い」という素晴らしい才能を持っている方が少しでも報われるような稼ぎ方を集めてみました。
少しでも新しい発見があると嬉しいです。
漫画を広告素材にする
企業は広告には巨額の費用をかけます。中間に数社の代理店や個人のプロデューサーが介入していたとしても、クリエイターに支払われる報酬は、一般的な個人の仕事よりも高額になっています。
広告としての漫画は特徴的なので、経験を積むことにより単価がさらに高くなっていく可能性があります。
漫画の広告には下記の二種類があります。
WEBサイトの漫画広告
近年、PRサイトLPサイトとして、漫画が多用されています。
長い説明文より、漫画の方が商品の利点を理解しやすく、具体的なシチュエーションを想像しやすいためです。
実際、開いたWEBサイトに漫画があるとつい読んでしまいます。
漫画動画広告
Youtubeなどの広告でも漫画が多用されています。声をつけてアニメのように漫画広告を動かしていきます。
除毛、育毛、シミ取り、エステ、ダイエットなど内容は多岐に渡ります。
漫画動画はアニメとは違い、元は漫画です。
その漫画は、フォトショップなどで加工されており、それぞれの要素がレイヤーで分かれています。
漫画のコマの中でキャラクターだけが動いたり、吹き出しだけが動いたり、細かくレイヤー分けしているものは、口や目も動画編集ソフトによって動かすことができます。
現在は分業が多いので、「動画編集」はまた違う業務となっているようなので安心してください。
漫画を描き、それをPSD形式で納品するところまでが一区切りで募集されています。
この場合、漫画をかく技術だけではなく、フォトショップの技術が必要になります。
JPG、PNG形式だけではなく、PSD形式で納品できることがこれからの強みになっていくのではないかと思います。
クラウドワークスで「漫画 動画」で検索すると現在募集している仕事の作品例が見れるので、どういうクオリティのものが求められているのか、確認してみてください。
SNSでストーリー漫画を投稿し続ける
「100日後に死ぬワニ」をご存じに方も多いのではないでしょうか。
これは、twitterで話題になった漫画で、ワニのほのぼのとした日常が描かれながら、毎日死へのカウントダウンがあるという、癒されながらもちょっとドキドキする漫画です。
また「離婚まで100日のプリン」はインスタグラムでも話題になったプリン顔の夫婦の物語です。
他にも「100日」にまつわる漫画はいくつか出ています。
100日間でじっくりとファンを獲得していくという、もはや手法になっているようです。
SNSのすごいところは、人気さえ出てきたら拡散されまくり、勝手に出版の話も入ってくるというところです。
もし出版の話が入って来なくても自分で電子書籍にして簡単に出版する手もあります。
ある程度ファンを作れていたら、自己出版の宣伝もそのSNSでできるので、広告料いらずです。
漫画を電子書籍にして売る方法
Amazonで漫画を売る
Amazonでは、Kindleという電子書籍を販売しています。
そしてこの電子書籍は、意外と簡単に自分で作ることができ、Amazonで販売することが可能なのです。
公式サイトであるKindle Direct Publishingでは、その概要が示されています。
出品までの詳しい流れはこちらの公式ヘルプページKDPジャンプスタートがわかりやすいです。
出品のための手数料は完全無料です。売れた場合はその価格のロイヤリティ分が収入となります。
ロイヤリティの詳細はこちら。
ぜひトライしてみてください。
BOOK WALKERで電子書籍を売る
BOOK WALKERは、KADOKAWAグループのデジタル戦略子会社で、2010年からサービスを開始した電子書籍ストアです。
海外展開として、GROBALストアを2015年から開始しています。
このBOOK WALKERでは、同人誌・個人出版著者センターから電子書籍の販売ができます。
ロイヤリティは販売額の60%で、その他に使用料はかからないとのことです。
簡単に登録できるようなので、電子書籍販売を始めるなら、こちらも検討してみてください。
詳細はこちら→同人誌・個人出版著者センター
楽天Koboライティングライフ
楽天Koboライティングライフは、楽天Koboが運営する電子書籍出版サービスです。
AmazonのKindle同様に、気軽に電子書籍の自己出版ができます。
出版費用は一切かからず、ロイヤリティは70%とのことです。
詳細はこちら→楽天Koboライティングライフ
noteでマンガを売る
noteはとてもシンプルな作りのサイトで、多くの素晴らしいコンテンツで溢れています。
さまざまな人たちがnoteで情報発信をしていて、その中にマンガを発表している人もいます。
noteの中にはコンテンツの有料設定があり、いろいろな使われ方をされていて、マンガを有料にすることも可能です。
有料コンテンツの支払いもnoteでは簡単にできるので、有料マンガをすぐ購入して読むことができます。
多くの著名人も利用しているnoteなので、たくさんの人に読んでもらえる可能性があります。ぜひ試してみてください。
詳細はこちら→noteの使い方
まとめ
個人的に「絵がうまい人」を尊敬してやみません。本当にすごいと思います!
とはいえ、高額を稼ぐためには、それにプラスアルファの技術や労力、場合によっては営業力が必要になってくるようです。
ぜひ、その特技・能力が正当に評価される人がどんどん増えていって欲しいと思います。